第6回 ジャニオタ卒業式

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 

昨日の夜は、今日観ようと思っていた謝罪魂(EIGHT×EIGHTER~おもんなかったらドームすいません~コンサートの略称)に向けて、アルバムFIGHTに収録されているシングル曲のMVを観ていた。

観ていたのだが。

 

ない!!!365日家族ツブサニコイがない!!

 

当時確か高校生で小遣い月3,000円生活だった私は、4、5、6、8月と怒涛のシングル発売ラッシュについていけず、そして11月のアルバム発売に向けての貯蓄でいっぱいいっぱいになっていた。

少し冷静になって計算してみれば買う余地はあったのかもしれないが、友達との約束もあったのだろうし、親から出してもらえる携帯代の限度額を超過した分を支払いしていたのかもしれない。

とにかくこのふたつのシングルがないことに落ち込んでいた。

まあ、365日家族はメンバーが棒立ちして歌ってるだけだしな……とあまり思い入れもないのだが、ツブサニコイはまあMVは楽器を弾いているメンバーが見れるとして、問題は楽曲の良さだ。私はツブサニコイの歌詞が非常に好きなのだ。それがないとなると……はあ。

 

とまあ、そんな感じで少し萎えながらT.W.LのMVを再生。

 

このシングルはクレヨンしんちゃんのOPに使われた曲である。それにあやかってMVはしんちゃんの世界観にメンバーが飛び込んだようなアニメ映像が合成で仕組まれるようにスタジオの壁や小道具がグリーンバックで撮影されている。

クレヨンしんちゃんといえば、しんのすけがお尻を出してふざけるシーンがお決まり。それを真似してかメンバー全員が並べたお尻をカメラに向けて振る仕草がとてつもなくかわいい。食べちゃいたいくらいかわいい。

なかなか見ることのできない横山裕の全力のはっちゃけっぷりもかわいい。ノリノリで無邪気な笑顔でカメラに迫るなんて卑怯である。

そして何よりも丸山隆平のビジュアルがいい。やや長めに伸ばされた髪の毛、そして少し長めの前髪。シュッとした面持ちはデビュー初期の彼のビジュアルを思い出す。つまりは若く見えるのだ。

大倉忠義の髪型もまたいい。彼も前髪をやや長めにしていて、ワックスなんかも付けちゃって、現代の若者っぽい。計算するにこのときまだ大倉は26歳なのだから、現代の若者然として当たり前なのだ。若い。とてつもなく若い。彼が今年32歳なのでT.W.Lの頃が遠く思えるのも当たり前なのだ。

 

次にクレヨンしんちゃんの映画の主題歌にもなったイエローパンジーストリート

 

このMV何が良いってとにかく衣装、衣装だ。鼓笛隊の制服のような衣装だ。赤いジャケットに黒のラインや袖口、そして襟から白いワイシャツのカラーを覗かせている衣装がとても大好きで、どれほど大好きかというと、私の夢にかれこれ5回もこの衣装でメンバーが出演しているくらい好きなのだ。

そしてこれ、モノクロのカットでメンバーがワイシャツとネクタイのみの姿でスカーフと共に風に吹かれるというシーン。そこで余すことなく美しさを放ったのは間違いなく横山裕だ。モノクロと横山裕の相性は最高だ。色白の肌もいいが、プリッとし過ぎていて赤過ぎる彼の唇が綺麗にグレーに染まって見え、くっきりとした白黒が形成され映像美に惹かれる。また彼のジト目でこちらを見据えるのもオツだ。

 

T.W.Lもイエローパンジーストリートも、楽曲として好きなのは大サビ前の渋谷すばるのソロ。「応援」「鱗雲の」から始まる彼のまっすぐな歌声は確かに歌詞の上の言葉に感情が乗せられていて、まるで語り掛けているような、喋っているような風に受け止められるのだ。胸に沁みる。これは沁みる。

 

そして錦戸亮主演の「犬を飼うということ」の主題歌に使われたマイホーム。

 

このMVは終始メンバーがひとつの家?スタジオ?を作る様子と、そこで楽器を弾きながら熱唱する姿がメインで流されている。メンバーの顔を優しい顔で見渡しながら演奏する姿なんて、こちらまでとても穏やかな気分にさせられるのだ。

他、心に残ったのは安田章大が描いたキノコの妖精(?)の絵に不器用ながらも一生懸命色を塗る横山、釘打ち機での釘打ちのらくちんさに感動して乱用するメンバーの姿が微笑ましかった。

 

さて、ここまで昨日のMV鑑賞の感想を述べたところで始めよう、第6回 ジャニオタ卒業式を!!

(説明しよう!ジャニオタ卒業式とは、ジャニオタ、つまりジャニーズオタクから足を洗うべく、未練が残らぬまでコンサート映像等の鑑賞を気が済むまで存分に楽しみ、そのDVDに別れを告げる催しである!!)

 

本日はこちら 

www.infinity-r.jp

ちょっとタイトルが長すぎるので引用として貼り付けてみる。

これを観ていこうと思う。

Blu-ray盤があるので折角だから高画質で。観よう。

 

オープニング映像として一番最初に映るのは大倉忠義。メンバー内で1、2を争う色男なだけあって会場内の悲鳴もすごい。

そして大倉がバイクを走らせていると猛スピードで追い越していくバイクに乗った謎のヘルメット男。その男とレースをし、いきなり走るのを止めた先でヘルメットを脱ぎ待っていたのは丸山だった。なんと丸山は蟻が潰れないようにバイクを止めたのだ。

が、しかし、自転車でふたりを越しその蟻を踏みつけたのは村上信五。ここで沸く悲鳴は憧れか笑いか。

一方、会場前にはサーフボードを片手に歩く錦戸亮が。その後ろを通り村上が自転車を投げ出さんばかりに止めて飛び降り、渋谷が乗ったタクシーに撥ねられる。

その渋谷に差し出された福沢諭吉に釣られて起き上がるも再び村上を轢いた車に乗っていたのは謎の黒人美女と乗る安田だった。しかも外車。

そしてラストは眠り姫となった村上に横山が口づけをして次のシーンへ……。

控室でまるでタイガースのユニフォームのような衣装を着て気合いを入れているメンバー。バックのロッカーをよく見るとナスのヘルメットが置いているのが当時話題になった。

そしてステージに向かう映像と共に現れるメンバーたち!!

という流れがすごく好きだ。ひとつひとつ小ネタが挟まれているのが好きすぎて文字に起こしてしまうくらい大好きだ。ステージに現れた際に流れるうぐいす嬢の声も、今回のツアーをモチーフとした野球試合の始まりを感じてとてもいい。

 

そして楽器の前に立った彼らの手によって、声によって始まるのはLIFE~目の前の向こうへ~。

やはり関ジャニ∞としての導入は「ボクらバンドもやってます!!」のアピールとして、そして楽器をやっているメンバーも好きなファンの心を掴むために有効なのはこのセットリストのトップとして必要なのだろう。

クリック音として大倉のスティックで鳴らされる音は「始まる!」とわくわくするものがある。

 

そして安田のかき鳴らすギターから奏でられるイントロは今やバンド曲、そして渋谷すばるを表現するのに欠かせないものになった、宇宙に行ったライオン。

メッセージ性の強いこの曲が好きなファンも多いだろう、イントロが始まった時点で沸く会場。センターボーカルとして全身を使って歌う渋谷の姿も胸熱だ。

 

そして大倉のドラムと安田の声で煽られる会場はボルテージが上がる。

その流れで始まるのはバンドバージョンのローリング・コースター。

やはり私はこの歌のベースの奏でるメロディラインが好きだ。低音でみんなの音を引っ張りつつきちんとベースだけのメロディも持っているのがたまらない。

 

そして銀テ吹雪の中で歌われるツブサニコイでバンドパートを〆られ、会場を温めるためのMC……。

この時から始まったんだな、村上の「バカになろうぜ」煽りは。今やお決まりで、ファンも村上に合わせて一緒に言うようになってきたので気持ちがいい。5、6年前のこのコンサートから定着しているのも嬉しかったりする。変わっていくエイト、変わらないエイトがそこにいるような気がして。

 

そして横山の「エイトー!」という掛け声を促すファンの「フゥー!」という煽りから始まるもんじゃいビート、「終日もうお前らに夢中だぜ!」でお決まり、ノリやすいサビの振り付けのイツマイ、そしてお尻フリフリダンスのかわいいT.W.L……。

 

と、実況はここまで。私はそろそろかわいくハジけてかっこよく暴れる彼らの姿に夢中になるとしよう……。

本当にこれ、オタク辞められるのか?辞められるのか???

 

ちなみに私は来年の10月で関ジャニ∞のファンを続けて10周年になる。それを区切りに、それまでにやめようと思っているのだが……。DVD鑑賞は2周か3周はできるかな……と、ガッツリ楽しむ気である。

いいじゃん?飽きるまで楽しむつもりなのだから。そして私は離れていく。ほなねと。