第1回 ジャニオタ卒業式
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
そしておひさしぶりです。
平日は今までオタク活動をするために使った費用の計算、そして今までのオタクグッズをジャニヤードやメルカリに出したりして過ごしていた。
A3!は躊躇いながらも潔く、ものすごく躊躇いがありつつも潔く削除。アイナナは3部完走までは消さない予定。
ジャニヤードにエイトのグッズを売ったは良いものの、残しておきたい関ジャニズムのペンラを一緒に出してしまい、あの時にああしていたら、こうしていればなどタラレバ言っている。未練。
さて、私はニートなのだがそろそろ就活を、と思い勉強を始めたいのだが踏ん切りがつかぬ。これは深刻だぞ。そこである手立てを考えた。
平日の日中は勉強、土日は関ジャニ∞のDVDをしこたま観る。
そしてDVDを気が済むまで観た後、私はジャニオタから卒業するのだ。
名付けて「ジャニオタ卒業式」、またの名を「関ジャニ∞卒業式」だ。
そんなこんなで来たる2017年6月3日の土曜日、14時30分前後。第1回ジャニオタ卒業式を執り行うことになった。
(説明しよう!ジャニオタ卒業式とは、ジャニオタ、つまりジャニーズオタクから足を洗うべく、未練が残らぬまでコンサート映像等の鑑賞を気が済むまで存分に楽しみ、そのDVDに別れを告げる催しである!!)
プログラム1 2009年夏に行われた、アルバムPUZLLEを引っ提げての公演、PUZZLEコンのDVD鑑賞。
ここからはだらだらとDVDの感想を書き連ねるだけなのでご注意を。
360度ステージが映されエイトのコンサートでは鉄板のエイトコールから始まり、暗転と共に悲鳴。
現れた彼らの衣装はアルバムでも基調とされたピンクのジャケット。それに色とりどりのスパンコールが縫い付けられている。この衣装で私が一番好きなのが横山のもの。グレーのフードがついているのが可愛らしい。
一番最初に流れたイントロは無責任ヒーロー。2008年の10月に発売された曲で、一番近しい時期に発売されたシングルなのでファンの心を掴むのは間違いない。
その次の曲はイッツマイソウルだ。これは無責任のひとつ前に発売されたシングルの曲だ。イントロで渋谷と丸山が笑顔で顔を合わせ踊っているのが愛らしくて仕方がない。「終日あ~お前らに夢中だぜ!」の替え歌は今となってはもはや鉄板となっている。
しかしこのころのビジュアルは恐ろしくみんながかわいい(こんなこといつも言ってるな)。
むっちりとして髪の毛が長めの大倉が色っぽくあざといのはもちろんだ。変化が一番大きいのは村上。アルバム発売前後はゴリラと呼ばれるほど意味の分からない形のヒゲをはやしていたが、この映像ではそれがつるりと剃られていて可愛らしい顔がこんにちはしている。
さて、う!は!う!は!と歌い終わったところで、お次は渋谷のシャウトからはじまるミセテクレだ。ちらちらと映るドラムを叩く大倉の色っぽさがたまらない。何より大倉、安田、丸山の共鳴するような全身の動きと重低音のメロディーがたまらない。
さて、ここまでつらつらと書き連ねたところで、そろそろ映像に集中することにしよう。それ用にお菓子を買い込んできたのだし。
ああ、ヘブンリの大サビ前の大倉の笑顔、たまらない。やっぱり自担一番かわいいな。
それでは、第2回のジャニオタ卒業式まで。あ、もしくはオタク費用のお話になるかも。
オタク趣味その3、若手俳優の追っかけ
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
ただいま居酒屋で酔いと戦いながら、スマホをいじっている。
ニートが土曜の真昼間から泥酔だ。許してくれ、土曜の昼くらい。
泥酔なので多少の誤字脱字は許していただきたい。と言っても酔っていない状況でも誤字脱字はよくしているものなのだが。
さて、辞めたいオタク趣味の第3を飾るのは若手俳優の追っかけである。
普通に舞台を観るのならまだ、格式ある趣味のように思うのだが違うのだ。
若手俳優を目当てに、東奔西走。その先でほぼ全ての種類のグッズを購入。それに使った費用はいかほどか。
はじまりは約3年半前のことである。
友人たちの影響で、私はワタナベエンターテインメントの俳優が気になっていた。その事務所に所属するタレントは、いわばニチアサ、日曜朝の朝日系列で放送されるアニメや特撮枠のことである、によく出演していた。
そのうちのひとり、よくかわいい系イケメンのビジュアルとして売り出されていた彼、最近などは有名俳優菅田将暉主演の映画に出演していた、志尊淳がニチアサの戦隊モノに出演することが決まったのである。
それで?その彼に惹かれたって?
いや、違う、それを決定するにはもう少し早い。
その戦隊モノはとても面白いものだった。
主人公志尊淳が突然飛び込んだ機関車で怪物に出会い、なんとか反撃した後に違う車両に連れ込まれ、その列車で出逢った仲間たちと地球を狙う悪者を撃退すべく旅に出る……という内容だった。
その楽しい番組を何度か観ているうちにあることに気付く。
あれ……?このOP歌ってる人、結構いい声してるぞ……?
それがきっかけで調べてしまった烈車戦隊トッキュウジャーのOPのPV。
それにはまごうとなきチャラくも天使、いや、大天使な金髪の彼が映し出されてたのだ。
なんてかっこいい歌声なのだ。
シャウトのような枯れた声と共に発せられるそれは勢い付いて、喉を丸く開けられたまま空気を揺らす。
なんてかっこいい見た目なのだ。
現代風の明るく染められた髪の毛に栗色の瞳、高い鼻、若干浅黒い肌とは裏腹に彼は虫ひとつ知らないはずの北海道出身。
そのチャラさとは裏腹に演技や歌唱に対して真摯に、真剣に、ひとつひとつ深く考えながら向かう姿勢。そして同時にはっちゃけた道化師のような面白おかしい振る舞い。
そのひとつひとつに私は強く惹かれたのだ。
それをきっかけに私は彼を追いはじめる。
「若手の登竜門」と呼ばれるミュージカルもののそれを観に行けば、東京でしかやっていない元芸人が脚本・監督を務めた舞台を観に行き(私は兵庫県に住んでいる、つまりは遠征である)、文学作品の舞台化に出演すると聞けばその原作を読んでからその舞台を観に行き、彼の誕生日が来れば誕生日イベントに参加し……。
その先々でグッズに使った費用はいくらか。チケット代はいいとして彼のために投資した額はいくらなのか……。
応援していて充実したものはあった。後悔していないのもある。
ただ単に彼に入れ込みすぎたのである。他に趣味を精一杯楽しみながら、彼を応援するにも精一杯になっていたのだ。
まあ、それが「無理をして」と言われればそうでもなかったのだが……。
冒頭で述べた通り、私は今ニート、つまりはニートである。親のスネをかじりながら生活している。
そんな私が以前のように活動できるか!?いや、できない。できないのだ。
それをきっかけに、彼がいる「現場」には行けなくなってしまった。
そのせいで、彼を追う希望を見失ってしまった。そして萎えてしまった。
二次元にしたってそうである。ジャニーズにしたってそうである。
萎えてしまったのだ。
楽しいし、過去に後悔はないし、これからも好きになる自信はある。しかし、どこか、心の片隅にいる自分が萎え、興醒めしてしまったのだ。
オタクを続けていた十余年、それらに費やしてきた金額で何ができたであろう。
ハッと醒めてしまったとき、もう思い立つのに時間はかからなかった。
そうだ、京都に行こう。的なノリで。
そうだ、オタクをやめよう。
これで辞めたいオタクの話は終わりだ。
これからはそのオタクをしていたことに対しての未練による語りを更新していこうと思う。
さて、オタクをやめようとする心意気、そしてブログの更新が続けられるかどうか……。
とくとご覧あれ!!
オタク趣味その2、二次元の崇拝
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
今日は、昨日の引き続きで今までコンサートや舞台のチケット代やグッズ代、買った漫画などに使ったお金の計算をするべくExcelにデータをぶち込んでいった。
まだ半分も進んでないのだが、骨が折れそうである。そして、愛してきたものたちと別れの時が来ると思うと発狂しそうにもなるのだ。
オタ卒とは、好きなまま挑むとこんなに神経をすり減らすものなのだな……と猛烈に感じた。
さて、辞めたいオタク趣味のふたつめであるが、それは二次元を崇拝する、いわゆるアニオタのようなもの、ようなものである。
二次元への入り口は小学生のとき、毎月買ってもらっていた「小学○年生」とかそんなのだと思う。
いや、正確にはその延長線上で、高学年になって貰い始めたお小遣いで買い始めた少女漫画誌「なかよし」がはじまりだった。
なかよしにはたまに、3、4話ほど収録した別冊が付録として付いてくるときがあった(今のなかよしを知らないので過去形とする)。
しかし、とある月に付いてきた別冊付録は少し変わっていた。
青い鳥文庫をご存じだろうか。なかよしと同じ出版社から出されている児童向けの小説のシリーズ的なアレである。そこから出張のごとくなかよしに現れたのが「夢水清志郎の事件ノート」である。内容は名探偵とそっくりな3つ子の女の子たちが行くとこ行くとこに事件に遭遇し、事件を紐解いて解決したり、しなかったりする物語である。
それが別冊を丸ごとかっさらい、春と夏が来るたびに出されたのである。
そこだけ聞くと「なに、そんなものにハマる理由は???」となるはずなのだが、そのシリーズに出てくる名探偵が私の目にはなんとも魅力的に映ったのである。
彼はいつも黒いワイシャツ、黒い背広に黒いスラックスを針金のような細い身体にまとっており、黒のサングラスの奥から覗く瞳のつぶらな様子が私のハートを射抜いたのだ。さらに忘れっぽい性格とは裏腹に事件の核心は記憶の隅に残っており、わがままなわりに頭脳明晰という。とってもかわいい。可愛い。
そこから私は「眼鏡男子萌え」というとんでもない沼へと足を突っ込んでしまったのだ。
彼の場合は正しくはサングラスなのだけど眼鏡としてもいいだろう(こんなことを言うとサングラスフェチの人に怒られそうだが)。
次に、私はXXXHOLiCというものに出会ってしまう。それはまだアニメが放送される前、私が小学6年生の頃の話である。
当時よく豆知識や勉強のことなどで話を弾ませていた友人N氏の家に遊びに行ったとき、これは是非面白いから読んでみてと言うのである。
なるほどふむふむわからんぞ、と思いつつ、あのカードキャプターさくらを描かれたCLAMP先生がこれを、美しい絵だ、と感じながら読んでいたのだが。ここで気付いてしまう。
そして、四月一日くんと百目鬼くん、仲良しって程でもないのに一緒にいると何か安心というか、ほっとするというか、ほかっとするというか……。
そう、それから私は腐女子に目覚めてしまったのである。
XXXHOLiCにはそこまでのめりこんでいくこともなかったが。
それから私は見事にあれよあれよとアニオタの道を歩んでしまう。
とあるアイドルがMCを務めているラジオで彼女がアニメのOPを歌うことになったと聞くと、そのアニメを夜遅くまで起きて視聴し。
毎週ウン曜日になるとのほほんとした学園系美少女アニメを観て。
友人に腐女子だと打ち明ければ、当時ジャンプで連載されていた作品の二次創作の単行本を借り。
そしてLJCの年になり、秋にジャニーズにハマるまではずっとアニメを好きだと言い張っていた……。
しかしそれはそれまで、それより好きなものが出来てしまうともうアニメを追うのはどうでもよくなってしまった。
今はとにかく関西から来た7人衆を追いたい。その気持ちにすべてを持っていかれてしまったのだが……。
時は流れて2010年代真っ只中。ガラケーは淘汰されつつあり、さすがにこれ以上は今まで通りにネットサービスを使うことはできなさそうだということでスマホへと機種変更をした。
その頃からだろうか、パズドラの全盛期とともに女性向けのアプリゲームが次から次へと配信されはじめたのである……。
そして紆余曲折を経て私は、ちゃっかりしっかり女性向けのアプリゲームの虜だ。
九条天はいいぞ、だとか、和泉三月くんをモブおじさんになって囲いたい、だとか、向坂椋たゃは5年後には兵頭十座の王子様だとかのたうち回っているのが最近の私だ。
自分でも驚いている。ドルオタと二次元のオタクがいがみ合う時代ではなくなったにせよ、それを両立して生きていける、それがなくては生きていけない自分がいることに。
しかし、私は来年のうちにそれらから卒業してしまうのだ。しかたない。こんなにも好きでいるのに。
しかしこれを自分から切り離してまで目指したいものが出来てしまったのだ。
よし、がんばるぞ、オタ卒。
オタク趣味その1、ジャニーズの追っかけ
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
辞めたいと思ったオタク趣味のひとつ目はジャニーズの追っかけである。
ひとえに追っかけと言っても色々な種類がある。
1、彼らがいる場所に神出鬼没に現れ逐一引っ付いているサイコなストーカー型。
2、彼らの出るコンサートや舞台などを全日見に行くような熱狂型。
3、彼らの出るコンサートや舞台などが開催される度に1度は行っておく現場参加型。
4、コンサートなどに行くのは抑えて、最新のCDや雑誌はそこそこ集める在宅型。
5、CDや雑誌は買わずともTVなどの露出をちまちまと見ているゆるオタ型。
などなど、もっと細分化されることもあるだろうが、大まかに言うと私はこのうち3に当てはまる。
つまり、コンサートや舞台を観て、CDや雑誌を買い、彼らが出ているTVはほぼチェックしているようなベッタリなオタクなのだ。
これだけ読んでもいまひとつ熱量が伝わらないので、私が「ジャニオタ」たるものになった経緯を説明しよう。
始まりは妹が見ていたとある歌番組である。
「君を思い出さない そんな夜はいらない」と歌われた曲と共に見せられた、他のメンバーより少し下にある黄色い頭と、大きく開けた口からこれでもかと覗くほんの少し並びの悪い歯。安田章大との出会いである。
黄色い頭の彼はとにかく笑顔がかわいかった。
眩しいくらいの笑顔はTVにとどまらないのは当然だ。妹が他のグループを目当てに買ったアイドル誌に載っていた彼は、紙面いっぱいにかわいい笑顔と奇抜なファッションを見せ付けるのだ。その異端さも彼の魅力のひとつだった。
しかし、この時点ではまだオタクとは程遠かった。
ただ単に彼の存在を知っているだけ、「あのグループには彼のような人がいる」という認識だけが私の中にあった。
続いてジャニーズのタレントに興味を示したのはそれから半年ほど後である。
当時非常に反響が大きかったドラマがある。内容としては同棲相手の彼氏からのDVが原因で逃げた主人公が、主人公を好きな友人たちの住むシェアハウスに住む話である。
私が目に付けたのが、まさにそのDV男であった。
彼がカメラの前でここまで狂気を見せ、主人公の彼女への愛、愛ゆえの暴走、暴力、そして死を迎える悲しさまでをよくぞやってくれた、と。
ひょっとして私が報われない系の話を好きなのはここからきているのかもしれない。
そんな「俳優・錦戸亮」の姿勢に惹かれたも、まだこの時点でも「あのグループとあのグループを兼任している人がいる」という認識だけであり、「ジャニオタ」とは程遠かった。
しかしそこからさらに半年後、私の中でビビッと来てしまったものがあった。
それは、タモリが司会をしている某音楽番組でのことである。
「みんながみんな不安を抱えて俯いてるぜ」なんて歌いながら、その不安を吹き飛ばすほどコミカルに歌って踊ってワチャワチャとはしゃぐ彼ら。そして私は見てしまう。
村上信五が大倉忠義の尻を揉むところを。それを嫌がる大倉忠義を。
私は何を隠そう腐女子であり、そういうことには一際敏感であった。私は私の中の暴虐邪知を抑えるためにタレントのそういう話はこれ以上しないでおく。
そう、大きな体でやたらセクシーな顔をする彼に惹かれてしまったのだ。
それからほぼ同時期でやっていた、少女マンガ家であるヤンキーの兄に振り回される妹のコメディドラマを続けて視聴してしまうともうドボンと彼にハマってしまうのであった。
それからというものの、私はパソコンを持っている友達の家に足しげく通い、狂ったように彼らのMVをYouTubeで見て、彼らの仲良しぶりを確かめるために色々検索したりした。
携帯電話を手に入れたときは、即、ジャニーズwebに月額会員で登録したものである。
そんなこんなで、私は関ジャニ∞というグループが好きだ。好きであること、彼らのありかたに誇りを持っている。
会場を埋められなかった過去を乗り越え、低迷期をしぶとく生き、ベクトルの違いに喧嘩したりして、今の笑えて歌えて踊れて楽器もできる彼らが存在しているのである。それらを見てきたことにも誇りがある。彼と同時に私も成長してきた。
かれこれ、彼らを愛しはじめてから来年で10年になる。これからも好きは膨らんでいくのだろう。これ以上抱えきれない気持ちを、余計に抱えられなくしてくれるのが彼らである。
無理もないだろう、小さな身体で美声を響かせ己を貫く奴、人のために笑いを生み出し内に秘めた繊細さを持つ奴、感情を真っ直ぐ言葉にしてくれるどこか愁いを抱えた奴、太陽のような笑顔を持ち海のようにすべてを受け止める奴、笑い声で周りを癒して誰よりも客観的に自分をプロデュースする奴、ひとつひとつの関りを大切にしているこその振る舞いと場をまとめる力のある奴、グループを客観的にプロデュースすることを怠らないライトの中で白く光り輝く奴、そんな奴らが一緒になって心で心にぶつかってくるのである。
こんなにも、こんなにも彼らを愛しているのにオタクを辞めようと思ったことに疑問さえ感じるのだが。
しかし、私はやめるのだ。彼らを愛していた過去を誇りにして。
そこまでして手に入れるものが何なのかはわからない。
彼らを好きなままでも手に入れられるものはあるのだろうけど、それだけじゃいられなくなってしまったのだ。
色々手出ししてしまった「オタク趣味」を辞めてみようと思うんだが
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
ふと、何を血迷ったか、オタクを辞めてみようと思った。
きっかけなどない、と言えば嘘になるがほんの些細なことだ。
半年ほど前、ツイッターでとある白猫の写真を淡々とアップロードしているアカウントを見付けた。私の好みのほっそりとして、シュッとした痩せ型の猫とは違う、顔の大きなオッドアイの猫だ。好みとは違うのに、そのどんとした構えに惹かれた。
その猫に度々会うために飼い主の家を訪れる女性がいた。たまにか度々か、その女性とセットでその白猫が写っている写真がアップされることもある。
明らかにサブカル寄りのその女性に何か強く惹かれるものを感じた。まさにビビッと来たのである。
私は、彼女のようになりたい。いや、彼女の見ている世界が見たい。
まず彼女と私は当たり前に違う人間で、生まれも育ちも別、服の系統や趣味の好みまで別だ。
キモオタの習性として彼女のことを調べまくるとぼろぼろと色々出てくるわ出てくるわ。幸か不幸か、彼女はモデルだった。しかも例の猫のアカウントで見かけるより前に見たことがあった。そのときに何故彼女の美しさに気付けなかったのか。気付いてはいたものの何故ビビッと来なかったのか。そこは永遠の謎である。
それは別にして、前々から「オタク」なる生き物になってしまった自分が気がかりで仕方なかった。何にハマるにしても、まずサーチ、そして徐々にのめりこんである対象について知識を付けていく。そして現場へ足を運ぶ、新しく出た円盤や雑誌を購入する、そうしてそれを深く深く知っていく。
要するに「凝り性」なのである。
そのハマる対象が友人や恋人、職場の同僚との間で話題になるとついそれについて熱く語ってしまう。
そのハマる対象のためなら時間もお金も惜しくない。
そのハマる対象が好きなことを除くと自分がなくなってしまう。
そういう性格が恥ずかしくて仕方なくなってしまったのだ。
さてはて、ここまでダラダラとつまらないことを書き連ねてしまったが、果たして私がどのようなオタクか明らかにしようと思う。
ここらで読み疲れた方もいると思うので続きは次の記事で。